藤本タツキ先生と言えばやはり「チェンソーマン」の作者というイメージが強いかもしれませんが、少し前に読み切り作品である「ルックバック」でも話題になりました。
「ルックバック」をきっかけに、藤本タツキ先生の読み切り作品に興味を持ったという方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、藤本タツキ先生の読み切り作品一覧ということで情報をまとめていきたいと思います。
追記
藤本タツキ先生の短編集がようやく発売されます!!!!!
短編集でしか読めないあとがきもあるので是非読んでみては。
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庭には二羽ニワトリがいた。
2011年12月:漫画賞投稿作 漫画賞最終候補
ジャンププラス ファイアパンチ 特別読み切り6に収録
藤本タツキ短編集17-21に収録されている読み切り作品で、漫画賞への初投稿作品でもあります。
宇宙人と人類の話で人間をとてもおいしい食べ物としている宇宙人、鶏の着ぐるみをかぶって鶏を演じている人間……とその設定からして奇抜かつ面白い読み切り作品となっています。
復讐の剣
藤本タツキ名義ではなく、NIM名義での読み切り作品です。
未公開作品なので情報はありません。
正義の見方
藤本たつき名義での読み切り作品です。
「タツキ」ではなく、「たつき」と下の名前がひらがなになっています。
こちらも未公開作品なので情報はありません。
かみひこうき
2013年5月:第3回クラウン新人漫画賞 審査員特別賞
お互いの家へ紙飛行機を飛ばしあって連絡を取り合い、仲良く日常を過ごしていた隣同士の家に暮らすミズとシュンのふたりの生活、そして引っ越しと転校が決まり、喧嘩別れをしたその後が描かれています。
あらすじ情報はありますが、未公開作品となっています。
あらすじ:
隣同士の家に暮らすミズとシュンは、お互いの家へ紙飛行機を飛ばしあって連絡を取り合い、仲良く日常を過ごしていた。しかし、ミズの引越しと転校が決まった時、ささいな行き違いから二人は喧嘩してしまい、そのまま仲直りできず別れ別れに。やがて六年の歳月が過ぎ、二人の再会の時が…。
佐々木くんが銃弾止めた
2013年7月:第5回クラウン新人漫画賞 審査員特別賞
ジャンププラス ファイアパンチ 特別読み切り1に収録
ギャグ要素が強めとなっているのですが、そこにしっかりとメッセージ性が込められているエモい作品となっています。
恋は盲目
2013年11月:第9回クラウン新人漫画賞 佳作
ジャンププラス ファイアパンチ 特別読み切り2に収録
シュールなギャグ漫画という感じの作品なのですが、SFなどいろいろなエッセンスが散りばめられています。
あらすじ:
高校卒業の前日。生徒会長・伊吹は決意していた。後輩であるユリに今日、告白することを。土砂降りの雨の中、想いを伝えようとする伊吹は、強盗や異星人の乱入といった一大事に対しても、「それどころではない」と自らの意思を貫こうとするが…!?
シカク
2014年6月:デビュー作
ジャンププラス ファイアパンチ 特別読み切り3に収録
殺し屋の少女と吸血鬼がメインのいわゆるラブコメ漫画となっています。
高熱が出たときにネームを切ったらどうなるのかという実験的な背景から生み出された作品でもあります。
予言のナユタ
2015年8月:ジャンプSQ掲載
ジャンププラス ファイアパンチ 特別読み切り4に収録
ツノを持って生まれてきたナユタという少女とその兄であるケンジの話です。
藤本タツキ先生の他の作品を読んでいる方であれば「おや?」と思うところも出てくるはずです。
人魚ラプソディ
普通の話は描けないというようなことを言われ、あえて書いた普通の話なのだそうです。
人間と人魚のハーフの少年、そして人魚の少女とのボーイミーツガールものです。
妹の姉
2016年6月:ジャンプSQ掲載
藤本タツキ短編集22-26に収録されている読み切り作品で、美術学校に通う姉妹がヌードを描くというストーリーです。
意見のわかれるタイプの作品ですが、だからこそ一度は読んでおくべきでしょう。
現在ジャンププラスに読み切りはありません。
目が覚めたら女の子になっていた病
ジャンププラス ファイアパンチ 特別読み切り5に収録
こちらも藤本タツキ短編集22-26に収録されている読み切り作品で、タイトルの通りの病気が存在する世界の話です。
治療手段はないので女の体で生きていくしかなく、その中でどういう選択をするのかという今の時代だからこそより考えさせられる作品でもあります。
ルックバック
2021年7月
ジャンププラスに掲載
小学生4年生の藤野と同じ学校に在籍する不登校の京本という漫画を描く女子2人の人生が描かれている読み切り作品です。
配信開始からすさまじい勢いで話題になったので、この作品をきっかけに藤本タツキ先生の読み切り作品に興味を持ったという方も多いでしょう。
さよなら絵梨
話題となった「ルックバック」が全143ページだったのに対して、「さよなら絵梨」は全200ページという大ボリュームの読み切り作品となっています。
藤本タツキ先生の読み切り作品の中でも最長です。
病にかかった母親にお願いされてその姿を撮り続ける男子中学生が主人公なのですが、気づいたら読者が映画の視聴者になっていたというメタ要素のある作品となっています。
こちらの記事で【さよなら絵梨】につてい解説をしていますので、よかったら読んで下さい。
フツーに聞いてくれ
藤本タツキ先生が原作で、漫画は遠田おと先生が担当している読み切り作品です。
男子高生が好きな女子高生のために告白の曲をYouTubeにアップロードし、彼女によってその動画が拡散されてしまうというストーリーです。
まとめ
結構読み切りがあるので、短編集の発売が待ち遠しすぎます…。
集英社さんお願いします…。
「正義の見方」などの未公開作品は読んだことがないのでなんとか読ませて頂きたいです。
タイトルから面白そうですもん。「味方」じゃなくて「見方」なところに何かポイントがありそうですね。
半分くらいの作品はジャンププラスで無料で読めますので是非読んでみてください!
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