遠藤達哉先生(えんどう たつや、1980年7月23日)といえばやはり「SPY×FAMILY」の作者というイメージが強いかもしれませんが、実はスパイファミリー以外にも書かれている作品があります。
「SPY×FAMILY」をきっかけに遠藤達哉先生の作品に興味を持った方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、遠藤達哉先生の読み切り作品一覧ということで情報をまとめていきたいと思います。
西部遊戯(読み切り)
2000年: 第5回ストーリーキング漫画部門準キング受賞作
赤マル 2000年SPRING 掲載
遠藤達哉先生の原点といえば、この西武遊戯が出てくると思います。
舞台は中世西部劇を思わせる世界で主人公であるエレナが賞金稼ぎを育成する養成学校に入学するところから始まります。
ジャンプでは珍しい女性が主人公の漫画です。
遠藤達哉先生の軌跡を追う1つ目におすすめの漫画です。
短編集が発売されていますので良かったら読んでみてください。
月華美刃(読み切り/連載)
週刊少年ジャンプ』(集英社)2000年51号掲載(読み切り)
『ジャンプSQ』(集英社)2010年6月号から2012年2月号(連載)
竹取物語をモチーフにしたファンタジー漫画。
主人公である問題児な皇女が母の死で皇女として自覚を持ち物語が進んでいきます。
読み切り版は短編集に収録されています。
WITCH CRAZE(読み切り)
週刊少年ジャンプ』(集英社)2001年21・22合併号
魔女を主役としたダークファンタジーな作品です。
本来なら敵同士である魔女と人間が共に戦っていくストーリです。
魔女にもいい魔女もいればそうでない魔女がいるし、魔女を狩るハンターにも理由があったりと感情的な部分も感じさせる漫画です。
こちらも短編集に収録されています。
PMG-0(読み切り)
週刊少年ジャンプ』(集英社)2004年24号
西部遊戯のリメイクにあたる作品です。
主要人物はフランス小説の三銃士をモチーフにしているとされている。
治安が悪い街で治安維持を担う銃士隊の少女を主人公とする物語になっています。
こちらも短編集に収録されています。
屋上探偵 – オクタン -(読み切り)
週刊少年ジャンプ増刊号 2006年11月1日増刊
原作である屋上探偵(小説)を漫画化した作品です。
頭脳明晰・眉目秀麗だが果てしなくエッチな屋上のトラブルシューター・犬村元貞と、彼を取材したことからトラブルに巻き込まれることになった新聞部員・月島周子のコンビが織りなすアクションコメディである。 ※WiKi参照
流浪刑のクロニコ(読み切り)
ジャンブノベル新人賞で初の金賞受賞作
ジャンプ ジェイ ブックス 2014年2月20日
永遠に世界をさまよう刑罰“流浪刑”に処せられた少年が、様々な世界で様々な人々と出会っていく旅を描く作品です。
煉獄のアーシェ(読み切り)
ジャンプスクエア 2014年7月号
魔女狩りが横行する世界で、帯剣の修道士ベルと病院の里子アーシェが織り成すゴシックファンタジーな作品です。
※SPY×FAMILYのアーニャはこの作品の主人公であるアーシェを流用したと作者自ら明言しています笑
石に薄紅、鉄に星(読み切り)
ジャンプSQ.CROWN 2017年Spring
SPY×FAMILYの原型にあたる作品になっています。
戦士の少年と母に捨てられたメデューサの少女との物語です。
※SPY×FAMILYよりちょっとダークでシリアスな感じです。
I SPY(読み切り)
ジャンプスクエア 2018年3月号
SPY×FAMILYのプロトタイプにあたる作品です。
スパイの男性と女子高生の恋愛を描いた作品になっています。
TISTA(連載)
ジャンプスクエア 2007年12月号 – 2008年8月号
特殊能力を持つ暗殺者(殺し屋)となった少女と、彼女を取り巻く人々を描いたサスペンス作品です。
四方遊戯 遠藤達哉短編集(全1巻)
2008年9月4日発売
西部遊戯/月華美刃/WITCH CRAZE/PMG-0の読み切り作品をまとめた短編集になっています。
まとめ
遠藤達哉先生の軌跡にあたる作品はいかがでしたでしょうか?
今大人気のSPY×FAMILYの原型にあたる作品であったり、プロトタイプがあったりと先生の背景を知った上でもう一度SPY×FAMILYを読むとまた違った楽しさが見えてくると思います。
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