シリーズ30周年を記念した “Winning Post 10 “が2023年3月30日に発売された。この最新作は、Windows版、PlayStation 4版、Nintendo Switch版（2019年）の『Winning Post 9』以来、4年ぶりのシリーズタイトルとなる。
ウイニングポスト』は、コーエーテクモが制作したサラブレッド競馬シミュレーションゲームのロングランシリーズである。1993年にデビューし、コーエーが制作した「G1ジョッキー」やテクモが制作した「ギャロップレーサー」など、他の競馬ゲームシリーズとは一線を画した独自性を保っている。
1993年1月にPC-9801で発売された「ウイニングポスト」を皮切りに、X68000、スーパーファミコン、メガCD、PC98、3DOで発売された。
興味深いのは、このシリーズの中で唯一、『ウイニングポストEX』だけが日本国外で発売され、セガサターンに移植され、北米で『ウイニングポスト』のタイトルで発売されたことである。
「ウイニングポスト10』はPlayStation 5、PlayStation 4、Nintendo Switch、Windows向けに発売されている。ゲームの希望小売価格は、選択したプラットフォームによって異なります。PlayStation 4とNintendo Switchは9,680円、PlayStation 5とWindowsは税込10,780円となっている。
ウイニングポスト10』のアップデート内容は？
ウイニングポスト10』では、2023年の最新競走馬データや番組表、新たな配合理論など、大幅なアップデートが行われている。
特に、競走馬の3Dモデルが一新され、圧倒的なリアルさを実現。ゲーム内のカメラワークやエフェクトと相まって、競馬ゲームにかつてない興奮をもたらします。
また、「ウマーソナリティ」や「史実調教」を導入し、競走馬の内面や日本の競馬技術の進化を体感することができます。
また、7つのスタートシナリオ、結婚要素、歴史的な海外種牡馬牧場設立、シンジケートクラブ、複数系統同時育成、オンライン馬券大会など、経営・育成要素も充実しており、既存の人気要素も充実している。
これらの要素にもかかわらず、ゲームのレーティングはCERO Aとなっており、あらゆる年齢層のプレイヤーに適していることを示している。
オンラインベッティング機能
日本の競馬のルーツは古く、7世紀には武士がレースを開催していた。19世紀にはヨーロッパからの入植者が横浜に西洋式の競馬を持ち込んだ。このスポーツはヨーロッパからインスピレーションを得ており、ヨーロッパ式のダートコースを使用している。ギャンブルは盛んだが、政府は当初、娯楽として認めていた。
賭けは、全国的にオッズが設定されたパリミュチュエル・システムに基づいている。コンピュータで読み取り可能なカードやチケットを使って、公認の店舗で賭けを行うことができる。最近では、信頼できるギャンブル・プラットフォームを通じてオンラインで競馬に賭けることもできます。初めて利用される方は、ブログでヒントや戦略を確認することができます。
ウイニングポスト10では、ベット要素は非常に簡単です。キングチャンピオンシップの馬券を購入するだけです。
これは「Derby Stallion」とよく似ており、プレイヤーは自分の馬場を管理したり、レースに参加したり、資金集めのために馬に賭けたりと、馬術のさまざまな側面を楽しむことができる。
復帰か結婚か
ウイニングポスト10』では、過去作でおなじみのキャラクターが新たな役柄で登場する。初代『ウイニングポスト』の有馬桜子、『ウイニングポスト9』の関谷未来と橘萌木、『ウイニングポスト8』のエマトラードとアリス・リードなど、シリーズファンにはおなじみの顔ぶれだ。
これらの愛すべきキャラクターたちは、それぞれの役割に変化と変貌を遂げ、ゲームの物語に新鮮で魅力的な次元を加えている。
ウイニングポスト10」では、ゲーム内で結婚することができる。結婚して家庭を持つことで、プレイヤーはエキサイティングな可能性を広げることができる。彼らの子孫が騎手や調教師として登場し、家族のライバル関係が激化することで、ゲームプレイに深みが増す。
この結婚の仕組みは、『ウイニングポスト8』で導入されて以来、シリーズの重要な要素となっている。このシリーズでは、プレイヤーが秘書と結婚できるようにすることで、結婚機能に興味深いひねりを加えている。ただし、結婚後、プレイヤーの秘書は引退し、新しいキャラクターがその代わりを務めることになるので注意が必要だ。
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